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英検人気と英語格差

英検志願者数が、ここ数年減ることなく伸び続けている(ここ数年は前年比105%の増加率)

ご存知のように、子供の数は減っているわけだから、これはいかに家庭が教育の一環として英語を重視しているかをよく表す数字だ。特に小学生の志願者数の伸びは凄まじい(2011年から24%も増加!)

くどいようだが、子供の数は年々減り続けているのにかかわらず、この数字だ。

 

最近読んだ本に「英語格差」なる言葉があった。大手企業が採用や昇進の際にTOEICスコアを重視し、英語が使えない人間は仕事に使えないとなり就職もままならず、英語能力のある人びとと比べて経済格差が生まれる ―― こういうことを指す言葉らしい。

 

そういえば以前CNNで、アメリカでは、子供に中国語を勉強させる裕福な家庭が増えているというニュースがあった。これはもちろん裕福なアメリカ人が、将来のビジネス展開を考えてのことだ。

 

そうだ、思い出した。僕の友人で、英語と中国語、どちらもできる人がいる(もちろん日本語もだ)。転職では困ったことがないそうだ。