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文科省の中高生英語力調査を見ての所感

以下は昨日の日経新聞からの引用(太字にしたのは筆者)

 

高校生の課題「書く・話す」

 文部科学省が6日公表した中高生の「読む、聞く、書く、話す」の4技能ごとの英語力調査(2017年度)では、高校生の「書く、話す」に課題があることが浮き彫りになった。一定の水準に達した生徒の割合が「読む、聞く」の半分前後にとどまり、0点の生徒も多かった。文科省は「4技能に偏りがある。各高校に授業改善を促したい」としている。

 文科省は語学力の国際規格「CEFR」に基づき、目標得点を中高の4技能ごとに設け、水準に達した生徒の割合を公表。高3で目標点以上だった生徒は「読む」33%、「聞く」33%に対し、「書く」19%、「話す」12%にとどまった。書く、話すの得点分布はいずれも0点が最多だった。

 

0点が最多。当然といえば、当然。書く、話すまで指導するのは、いろいろな意味で現行の高校ではきついと思う。しかし、2020の新テストでは4技能を採点することになっている。指導できるところと、指導できないところでは当然差がつく。手前みそだが、アクアは書く、話すまで責任をもって指導する。0点の生徒が最多というなら、ここで大きく差をつけることもできるだろう。