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合格する人の特徴

今までの指導経験から、極めて高い確度で言えることがある。これは集団ではなく個別で指導しているからこそ判ることだ。

 

それは自分からここが弱いから、何とかしてほしいと具体的に言ってくる生徒だ。昨日、見事に千葉大に合格した子もそうだった。彼女のオーダーは、授業は二次試験の対策までを踏まえた、長文読解を中心にやってほしいというもの。

 

これを受け、私は完全フルオーダーでカリキュラムを作成した。おそらく彼女より過去問対策を実施した受験生は、少ないだろうと思えるぐらい授業はそれに集中した。それこそ授業では実際に問題を解く順番の打合せ、時間配分の調整、長文読解はもちろん、英作文の対策まで、完全フルオーダーメードだ。

 

むろん、最初の自己分析の甘い生徒には、合格へ向け修正したカリキュラムを提案する。いづれにしても、きちんと自己分析ができている生徒は合格する率が極めて高い。

 

ただし、これは主に大学受験生での話。高校受験の場合、つまり中学生はこちらから、個別にきちんと分析する必要がある。これをやらないと、授業料が割高になるだけで、個別で指導をしている意味などまったくない。